子供好きの人は、子供と接する仕事に就きたいと考えることが多いでしょう。
確かに子供と一緒にいると楽しいという場合、保育士や教師など子供が集まる現場で働けば充実感を得られると考えるのは当然です。
ただし、子供好きと子供の扱いが上手いことは、必ずしも一致しないため注意が必要です。
子供好きの人の中には、子供を大事にするあまり、甘やかし過ぎてなめられてしまう人もいます。
逆に、子供好きではなくても、子供との付き合い方が上手な人もいるでしょう。
そのため、子供好きだからといって、安易に保育士や教師など、子供を直接相手にする仕事を選ぶのは考えものです。
子供好きだったのに、子供と接する仕事に就いたら、子供嫌いになってしまったというケースも少なくありません。
子供の扱い方にはコツがあり、習得は簡単ではありません。
ただ、たとえ子供との接し方がそれほど上手くなくても、子供の気持ちに寄り添いたいという姿勢を持っている人は、子供が喜ぶ企画を立てたり、学童保育の運営をする仕事に就いて活躍することは十分に可能です。
子供が関心を持ちそうな企画とは、野鳥や昆虫を観察するキャンプや各自治体が運営する遊び場など、様々な種類があります。
現場のスタッフの要望を汲み取りつつ、子供たちの成長に最適な環境整備や企画開発などを手がければ、子供好きの本領を発揮できるでしょう。
子供が喜ぶ絵本や童話を作成する仕事も、子供好きの人が得意とするところです。